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”土人”。
悪態をついたときに口にした言葉なんだから、そこに侮蔑的な意味があるとは知らなかった・・って言い訳はあまりにも嘘っぽい。
これも警官個人じゃなくて警察組織が言わせた公式見解だろうが、そういう表面的なつじつま合わせが建前として通用する社会のほうがコワイ。

土人、シナ人、非国民と、まー、よくそんな戦中レトロな言葉が復活する世の中になるなんて夢にも思わなかったし、そういうセンスが脈々と受け継がれて、それを恥とも思わない日本社会は明らかに歪んでいるってこと、そろそろボクら一人ひとりが認識しないと未来がコワイ。

日本社会全体の課題として、沖縄に米軍基地が国防のためにあるのか?ちゃんと議論しているなんていう周りで政治に関わっている連中の間でさえ、そんな現実は聞いたことがない。
ちょっと前にブログ「国防について、調べて、考えてみた」にも書いたけど、やっぱり単に押し付けているだけではないの?という疑問は常にあるわけさ。

土人という言葉を吐いた警察官個人の”暴言”の問題に矮小化するんじゃなくて、自分たちの中でそういう差別意識があるんじゃないか自問自答すべきだし、自分たちの属するコミュニティでそういう課題(この場合、国防)が話されているのか疑問に懐うべきだ。

ところが、現実は・・
「警官にご苦労様と言った(→って、いいでしょう。暴言にご苦労さんと言ったわけじゃない)」「反対派も暴言吐いてる。(権力の暴力はどっかにおいておいて)反対派は暴力に無抵抗?の若者警官が耐えてる」ネットだけじゃなく、大新聞まで、子供の喧嘩を扱うような頭の痛くなるような論争(っていっていいのかこんなレベル)?。

肝心の課題については何も議論が進まないまま、表面が取り繕われて、問題がいつまでも温存される・・・という賽の河原で石を積むような虚しい繰り言に終わる、そんな日本社会の構成員なんですよ、ボクらは。

そろそろそんなのヤメにしましょう。
恥ずかしいわ。

 -日々徒然, ,

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